アロマオイルを取り入れた生活
最近、テレビでアロママッサージの話題が出ました。介護を担当している主婦が、自分の持ち前のアロマセラピーだった経験を活かし、介護中のおじいさんやおばあさんに、おりを見て、アロマオイルでマッサージするという内容です。
たとえ動けなくても、感覚はある。アロマは体に優しくホッとするオイルです。
マッサージをされてどんなに気持ちいいでしょうか。
アロマオイル。なかなか手にとって利用する機会は少ないでしょうが、これを機会にお部屋の中などに取り入れられてはどうでしょうか?
ホッとする空間で、一人の時間や、旦那様との時間を過ごしましょう。ぐっすり眠れてリラックスすること間違いなしです。
どんなオイルがいい?
※ お肌に直接つけるときはパッチテストを必ずしてください。
肘の内側に精油を少量つけて15分間待つだけ。その後、何の反応もなければ大丈夫です。
目的別オイルの種類
症状を緩和してくれるオイルのご紹介
■むくみをとる…ジュニパー
■血行を促進…ローズマリー
■体を温める…スイートアーモンドなど
■食欲を落ち着かせる…グレープフルーツなどの柑橘系の香り
■イライラ解消…パチュリー、サイプレス、ラベンダーなど
■眠気をスッキリさせる…ペパーミント、スペアミント、ユーカリなど
■やる気が出てくる…オレンジスウィート、ローズマリーなど
どんな風に香らせる?
まずは家にあるもので・・・
■扇風機を活用
扇風機の格子部分に、お気に入りのアロマオイルをしみ込ませたリボンを結び付けます。扇風機をつけると、風であおられたリボンからアロマの香りがほんのり漂います。
■ハンカチに香り付け
アロマオイルを1・2滴垂らしたハンカチを持ち歩けば、外出中でもアロマが楽しめます。ちょっと気分転換したい時にも使えますし、満員電車の中で気分が悪くなりそうな時にも活躍してくれますよ。
新たに専用の器具を買ってみるなら・・・
■キャンドル式アロマポット
上部のトレイに水と精油数滴を入れて、キャンドルに火を灯すタイプ。
アロマポット本体は安価で入手できるし、精油の量も少量で済むので経済的。
香りだけでなく、キャンドルに灯された火を見ることでも、心を癒す効果があります。
※香り成分が、高温により損なわれることも。火の扱いにも注意が必要。短時間での使用がいいでしょう。
■電気式アロマポット
ランプや電流で加熱して香りを拡散。精油のみを指定の皿やシートに垂らしてセットするだけ。
キャンドル式よりは温度が低いため、精油の変質が目立ちません。
使用後に精油を拭き取るだけで、手入れも簡単。
コード式、乾電池式、USBやコンセントタイプなど様々な種類があり、持ち運びできるものや、広い部屋でも使えるものも。
■フラスコ型電動式アロマディフューザー
フラスコにオイルを20滴ほど入れて、スイッチを押すだけ。すぐに部屋中に香りが広がります。
香り成分がそのまんま空中に拡散されるので、その香りと効能を十分に味わえます。
就寝前にベッドルームで20分間使用すると、香りに包まれてぐっすり眠ることができます。
※空気の振動によって香りの微粒子を拡散するため、使用中は振動音がするため、音に敏感な人はサイレンス機能のついたタイプを選ぶといいでしょう。
※一回で使用する精油の量が多いこと。数回使用後には、アルコール洗浄をしなくてはいけないので手間がかかる。
■超音波アロマディフューザー
専用タンクに水と精油(5~20滴)を入れてスイッチを押すと、超音波の振動によって、香りがミスト状で拡散されます。加湿器やイオン発生器としての働きも。
ライト機能や音楽機能がついているものもあり、他のタイプのディフューザーに比べると高額ですが、リラックス効果に期待大。
※使用後は、しっかり水を乾かして汚れを拭き取るように。マメに手入れをしないと雑菌まで拡散してしまうことも。
■アロマストーン
専用の石やテラコッタに精油を数滴垂らすだけ。
エネルギーのいらない、環境に優しいエコな拡散方法。
香りの立ち上がりは控えめですが、狭い部屋やひとりで香りを楽しみたいときには便利。
アロマで風邪予防
風邪予防におすすめの精油
風邪予防におすすめの精油(ユーカリ、ペパーミント、ティートリー)
アロマスプレーでウィルス撃退
アロマスプレーをマスクに吹きかける。
◆アロマスプレーの作り方
①遮光タイプのスプレー容器に無水エタノール30mlを入れ、そこに精油を5~10滴ほどたらしてよく混ぜます。
②その後に精製水を20~30ml加える。
アロマオイルうがい
ホホバオイル25ml程度に精油を1~2滴たらし、それでうがいをします。
喉が痛いときは、アロマオイルがやさしく喉を保護してくれます。
※オイルでのうがいに抵抗がある方は、温かいお湯にオイルを加えたものでうがいしてもOK。
※お湯を入れたコップか洗面器に精油を数滴たらし、その蒸気を鼻から吸い込むようにして、オイルの抗菌成分を吸収するという方法も。
スキンケアコスメを作ってみる
エイジングケアにフランキンセンスでコットンパック
◆用意するもの
フランキンセンスの精油
ボトル容器
ミネラルウォーター
グリセリン
◆つくり方
ボトル容器にミネラルウォーターを45ml、グリセリンを小さじ1、フランキンセンスの精油を2滴入れて振って混ぜる。
フランキンセンス水をコットンにたっぷり含ませて、目全体を覆うようにパックして。
さらにその上から濡れタオルを乗せて10分置くと、目もとの小ジワやちりめんジワの予防と緩和に!
リラックス空間を
簡単に扱うには、専用の機械を購入するといいかもしれません。
加湿をしながら、アロマオイルの香りを楽しむ。
そんな夜を過ごしながら、お茶を飲んだり、好きな雑誌を読んだり、本を読んだり、旦那さまとの語らいの場を持ったり、独身の方は彼氏と過ごしたり、そんなリラックス空間を。
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