アラフォーの初対面対策
木曜日の21時過ぎ。
家に持ち帰る気にならず、明日の打ち合わせ資料をスタバで濃いめのドリップコーヒーを飲みながら、眼精疲労の身体を振るい立たせてチェックに励む。
隣のテーブルは、夫婦ではないアラフィフくらいのキレイめの男女が何やら話に夢中。
聞きかじると矢継ぎ早に女性が男性に仕事の愚痴を言い続けている。
内容によると、この2人はおそらく業界は同じで職場が違い、共通のある人に対する愚痴。
我が身を振り返ってしまった
上品そうな雰囲気なのに、まくしたてる女性と、受け止めているようで受け止め切れていない男性の組み合わせが面白い。
女性が1回の質問に3分以上かけるので、「あれ?私なんの質問していたのだっけ?」とわからなくならないのかな…と仕事がはかどらない。
なぜなら我が身を振り返ってしまったから。
仕事上のアラフォーの初体面の印象作り
ママ友、というのは「子ども」を間に挟んでのお付き合いの始まりがあるから、まだちょっと楽。
でも仕事上のアラフォーの初対面の印象づくり、というのは実に難しいですよね。
上司が威厳をまとって必要のない多くの言葉でなぜか核心を覆い隠してしまう失敗例や、一歩引いているようで墓穴を掘っている女性とか、
情報を仕入れ過ぎて相手に引かれた経験とかを、心の中に持っているんです。
プリフィーングされた情報を瞬時に選択
ブリーフィングされた情報を瞬時に選択して、相手に緊張をさせないように気さくに繰り出す。
そうすると主導権をこちらが握り、人心掌握を一瞬でできてしまう。
結果として周りも「明快なやりとりだな~」として、こちらの評価も上がり、仕事が上手くいく。
見た目も中身もハードル高く要求される時代
これは業種問わず目指すところのはずなんですが、わかっていてもこなすには年数が必要。場数も必要。
女性だからいって、着ている物を褒めるなんてワンパターンは絶対ダメ。
アラフォーは女性的な甘えが出てしまう局面があると激しく叩かれ、
見た目も中身もハードル高く要求される世代。
血となり肉となるものを上手く使いこなすこと
雑誌でプロのモデルが着こなしている、ジャケットに身を包むだけで手に入る女性らしさやカッコよさでは通用しない、
実は血となり肉となるものを上手く使いこなすことが要求されていると年を重ねるごとに気づきました。
年を取ると色んなことが同時にできて面白い
そんな思いにふけながら、Macbook Airのキーボードをカチカチ叩いていました。
夜のカフェインは眠れないというけど、頑張った自分にじんわりと染みて美味しくないですか???
仕事をしつつ、人の会話に自分を投影して、明日の名刺交換では何を話そうか…と考えるアラフォー。
年を取ると色んなことが同時にできて面白いものですね。
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