40代女性の健康の悩み第一位!「疲れやすい」を緩和するにはどうしたらいいの?
40代の女性への健康アンケートで一位になったのが「疲れやすくなった」。これには色々な理由が考えられます。
その原因と、毎日元気に過ごすためにどうすれば良いのか、調べてみました。
<原因①:更年期障害>
非常に個人差がありますが、平均すると50~52歳が閉経時期と言われます。その前後10年が更年期障害の現れやすい時期。
40代になると段々生理不順になり、早い人では45歳頃から閉経になります。閉経が近づくと女性ホルモンのエストロゲンが減り、色々な症状が出始めます。
○症状
エストロゲンは女性の体全体に影響を及ぼすホルモンで、疲れやすくなったり精神が不安定になったり、皮膚にうるおいがなくなったり、骨が弱くなったり、といった症状に悩まされるようになります。
これには非常に個人差があり、特に症状がないか気づかない程度の人もいれば、寝込むほど強く出てしまう人もいます。
更年期の初期は、生理不順になったり出血が時々起こるようになります。のぼせたり汗が出やすくなったり、逆に冷えを感じるようになったり心臓がバクバクする人もいます。精神面にも影響があり、忘れっぽくなったりイライラしたり、いつも気持ちが晴れないなどの症状が出て来ます。
これが中期から後期になると、尿もれを起こしたり、肩こりや腰痛、足が重だるく感じられるようになります。お肌にもはっきり影響が出て、シワやたるみなどが顕著になってしまいます。うつのような症状が出て来ることもあります。
○更年期障害の治療法
一番多い治療法はホルモン補充。飲み薬、貼り薬などのタイプがありますが、乳がんやアレルギー症状がある人には使えません。
その場合は漢方薬を使う場合もあります。当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)などがよく使用されるようです。
<原因②:運動不足>
家事はかなり重労働の割りに、カロリーを消費しません。また、いつも同じような動き、例えば高いものを取る時は必ず右腕を使うといった、その人のくせがあります。そのため、動いているようでバランスがどんどん悪くなっているのです。
○体のバランスをチェックしましょう
鏡の前でチェックしてみて下さい。左右の肩や腰の高さが違っていたりしませんか?これは筋肉のつき方にバランスが取れていなかったり、ひどい場合は骨がゆがんでしまっているのです。これが肩こりや頭痛、腰痛、手の冷えやしびれといった症状の原因になります。ひどくなると四十肩、五十肩になる場合もありますから、意識して左右のバランスを取るようにして下さい。
<原因③:体の代謝が悪い>
基礎代謝量は40代から急激に下がることが分かっています。代謝が悪くなると体内の老廃物をうまく排出できなくなり、疲れやすくなるのです。いわゆる「老化」です。
○老廃物を排出できるアイテム
この老廃物を排出できれば、疲れにくくなります。食物繊維やクエン酸、酵素を摂ると良いと言われています。
サプリメントも販売されていますが、できれば普段の食事で摂った方が肝臓に負担がかかりません。野菜や納豆、味噌などを積極的に摂りましょう。
○アルコールを控えて肝臓・腎臓のケアを
また、老廃物を浄化するのは肝臓と腎臓です。お酒の飲み過ぎは肝臓にも腎臓にも非常に負担をかけますから、疲れやすくなったと感じたら、しばらくアルコールは控えましょう。食品ではレバー、うなぎ、ごま、ブロッコリー、カボチャ、ナッツなどが肝臓の働きを活性化させると言われています。
40代の若さで「老化」なんて言われたくありませんよね。日々のちょっとした事の積み重ねで、若さは取り戻せます。
これからでも全然遅くありません、疲れにくい体を作って行きましょう。
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