アラフォー世代の派遣事情③ どんな業務なら仕事が見つかりやすいか
派遣業務といってもピンキリです。殆ど電話番だけのような仕事もあれば、肉体労働系や単純作業の繰り返しといったものもあります。
これまで「名のある企業がいい」「事務系しか経験がない」と思っていた人でも、幅を広げる事によって仕事が見つかりやすくなります。
どんな業務なら仕事が見つかりやすいか
<中小企業を選ぶ>
小さい企業ほど、なかなか人がいつかなくて困っている事が多いもの。そこで採用されれば、正社員の声がかかることだってあります。
中小企業だからといって避けると、損をする場合がありますよ。ただし、「事務」で入ったとしても、中小企業の場合事務だけでは済まない事が多いです。
中小企業で新しい仕事を覚えるチャンス
雑用から社長秘書まで、何でも任される事がよくあります。そこを「派遣の契約に入っていない」と断るより、新しい仕事を覚えるチャンスと捉えましょう。
半年でもその仕事をやっていれば、立派に経験としてアピールできます。
<年齢の高い顧客が多い仕事を選ぶ>
アラフォー・アラフィフ以上の年代用の服を扱うアパレル関係
「年配の顧客が多い」というと介護職を思い浮かべますが、実は他にも色々あります。例えばアラフォー・アラフィフ以上の年代用の服を扱うアパレル関係。
私たち自身、20代のコに「あら~お似合いですよ~」なんて言われても、何かウソくさく感じますよね。
信用できるコールセンター
コールセンターなら、上記のような比較的年齢層高めのアパレル関係や、テレフォンバンキングなどがおすすめ。筆者は両方やった事があるのですが、年配の方は若い人より、それ相応の経験を積んでいるオペレーターに安心感を覚えます。特にテレフォンバンキングは大金が動くこともありますから、企業側もそれなりの年齢の人を選ぶ傾向がありますよ。
<土日祝に出勤する仕事を選ぶ>
休みをずらし、あえて人気のない職業を選ぶ
土日祝に出勤する仕事は、あまり人気がありません。ですが、今は365日とか24時間営業というサービス関係の仕事が増えています。
夜勤はお金が良くても体調をくずしますからおすすめ出来ませんが、お休みをずらす事を考えてみて下さい。
あるいは午後から夜の仕事というのも人気がないのでおすすめです。コールセンターや販売業務など、午後5時以降に忙しくなる仕事というのは結構ありますよ。
人気のない仕事ほど、長く務められるものです。
<派遣が多い会社の仕事を選ぶ>
派遣への体制がしっかりした会社
企業によっては、事務系の女性は殆ど派遣、という会社があります。筆者が派遣された、電力系有名企業や某電信電話会社がそうでした。
正社員は課長以上で、あとは事務もコールセンターもすべて派遣。そうなると派遣への体制も結構しっかりしていて、ちまたで聞く残業代カットということもありませんでした。こういった会社を中心に、合った業務を探すというのも手です。
仕事を見つけやすくするために
さて、最後に、仕事を見つけやすくするために必ずしておいたほうが良い事があります。
<出来るだけ多くの派遣会社に登録する>
地元密着の小さな派遣会社
例えばパソナのような大手に登録した方が、色々フォローがあって、良い仕事もありそう…それは事実ですが、同じ事を考えて登録したライバルが山の様にいます。
その中から選んでもらって顔合わせまでたどり着くのは大変なこと。
それより、地元密着の小さな派遣会社の方が、仕事が見つかる可能性が高くなります。企業が派遣会社に払う費用は、派遣会社の規模によって違います。
噂ではパソナが一番高いとか。だから、同じ職場にいても派遣会社によって時給が違ったりするのです。
でも、中小企業はそんな大手派遣会社に高い費用を払うより、安い地元密着型派遣会社を選ぶ事が多いもの。
時給が100円200円安くても、仕事がないよりはずっと良いのでは?
自分なりの落とし所を見つける
時給最優先では、いつまでたっても仕事は見つからないかもしれません。20代に比べてハンデがあるのは仕方のない事です。
自分なりの落としどころを決めて、どんどん行動しましょう。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。